オリジナルダーツアイテム作成手段あれこれ
ダーツのパーツ、
オリジナルフライト・シャフトの作成のお話です。
これまでいろいろ試して見ましたが、やはり個人でのコストパフォーマンスを考えてみると私の場合、下記のような作成方法で安定してきました。
フライト:布地ナイロンフライトに色落ちしないインクでスタンプをつける。
参考(過去記事):新しいオリジナルフライトの作り方
参考(その他):フライトづくり(半分失敗?)
シャフト:グラデーション
参考(過去記事):シャフトを染めちゃいました
ティップ:染める(ダイロンで煮る)
参考(過去記事):ティップ、シャフト染め直し
すでに安定しているので、新たな作成方法を試したりはしていません。
いわば休止状態。
なくなったら上記手順でまた作ればいいやと。
しかし、布フライトに慣れたところで久々にプラのフライトに変えてみたところ、
おっと、これいいじゃん、という感覚。
久々に普通(?)のダーツを投げた感覚。
ありり、うーん。どうしよう、といったところです。
普通のフライトに戻すのだったら、柄はどうしようと。
判子だと、プラスティックの上を滑ってしまって上手く捺印できないんですよね。
加えてシャフト。
ミディアムの染めシャフトがそろそろ底をついてきました。
最近、テイクバック時に口にあたるというフォームになってきたので、ためしにショートかインビトゥイーンにしようかなぁと。
ただ、それもただ染めるだけじゃもうつまらないのでなにかロゴ的なものをつけてみたい。と。
うおーし、じゃあ、フライト☆マニアさんを参考に一丁作ってみるか!
そうすると、やっぱりタトゥ転写シートになるのでしょうが、やっぱり手間がかかるし、
ちょっとその厚みが気になる。余白も気になる。
自分で作った場合、手間がかかっただけ愛着も湧くので大事に使えるというものですが、
なにせ消耗品。
しかも私の場合、ティップよりもシャフト、フライトの方がすぐにだめになってしまうんですね。
まず、シャフトにつけている指輪型リングが衝撃で飛ばされる。
次に、シャフトの切れ込みが入った部分がかける。これが多い(T_T)
だんだんとフライトがささくれ立つ。へたる。綺麗な×型から、X型になってくる。
最後にティップが折れる。アトミック、TEFOを使っている場合はこれがはじめに起きる。PowerProPointは長持ちします。
なんか順番が逆のような気がしますが、こうなんです。
なので、大量に一括で作る、というニーズには、転写シートによる作成ってあまり向いていないような気がするんです。
と、言うことで、今回は「個人でオリジナルシャフト、フライトを作る、しかも大量に、簡単に」というテーマでいろいろな手段を考察してみることにします。
ニーズとしては、
・簡単につくれる
・あまりコストがかからない
・貼る方式を採用したとしても厚みがタトゥー転写方式よりも薄い
・これまでのどのパターンよりも見栄えがよい(できればフルカラー)
・耐水性がある
・耐擦性がある
ってことになるんですよね。
では、いろいろと列挙してみます。
【業者に頼むのも一つの手】
フライト☆マニアさん、それからシャフト☆マニアさんに申し込んでお願いすればそれはそれは綺麗に作ってくれるのでしょうけれど、
私の場合どっさりと予備が欲しいタイプなので、小ロットで頼むとどうしても、もったいなくって使えなくなっちゃうんですよね。
(でもこっそり頼んでみよっと。)
渋谷のBAT DARTSだと、フルカラーのフライト(2面印刷・写真もO.K.)で400円からだったと思います。もうちょっと安かったかな?
そんなに高くないんですよね。
多分、大量に頼んだらその分少しずつ安くなるんじゃないかと思います。
印刷業界にパイプがないので分かりませんが、そういったところに頼むなりするとすんなりやってくれるんでしょうね。
小口とはいえ現在はPCデータをそのまま印刷、とか出来ちゃいそうだし。
多分シルクスクリーンとかでしょうか?
もしかしたらフライトに印刷、ではなくて、フライトの元ネタ(プラ版?)に印刷、プレスして方抜きしてフライト完成、っていう工程かもしれませんね。
そこまで行くと一個人では到底太刀打ちできないです。
ま、なんにしても業者には敵わないわけで・・・。
以前NOBでフライト柄を印刷したシートをもとにお客さんとやり取りしていた場面を見たのですが、
仕上がりがどんなものなのか是非見てみたいなぁ。そして手法をしりたい。
他にも、専門のお店があるみたいですね。
参考
DDD Inc
MKFlight(HPがないので、「ダーツ料金表」さん内のページです)
しかしやはり小ロットでの作成依頼は・・・思ったより高額です。
【やっぱり自分でやるか】
どうしようかなぁ、いいものはないものかと探していると、タトゥー以外にいろんな転写素材があることが明らかに。
耐水性があって極薄とか。なるほどなるほど。
下記、いろいろな方法を検証してみました。
【アイロンプリント for フライト&シャフト】
アイロンプリントってのはどうなんだろう?
普通、Tシャツ用だから耐水性はあるはず。
アイロンも、あて布すればプラ製フライトも、ナイロンシャフトもほぼ大丈夫かな?
シャフトはぐるりと一周というデザインでなければいけるかも。
試してみる価値あるか、7・8年前にやったことあるけど、今じゃ性能も違うんだろうし。
ということで、ヨドバシへ。
まずは自分用のアイロンを買っておこうと思ってアイロン売り場へ。
結構高いので、一番機能の少なそうなものを選んで1500円で購入。
次にアイロンプリント用紙。
取扱説明を見る。
・HP社やNEC社製の顔料系インクを用いたプリンタではご使用できません。
出来ないこともないが、定着力が弱く、色落ちしやすいという。
あ、そうですか。HP製のプリンタなんだよねー。
はぁ。
あと、ナイロンには相性が悪いみたいです。はい。
ってことはナイロンシャフトへのアイロン転写はほぼ絶望的に。
他のメーカーの用紙を探したけど結局だめでした。
【ケマージュ for シャフト】
乾くと耐水性があって美しい光沢がでる、いわゆるコーティング系。
タトゥ転写をした後にすれば耐久性があがるというわけ。
ハンズなどで1500円位で売っているようです。
そのぶん、重さや厚みが増してしまったりするとなぁ。
しかし、これかなり使えそうです。
似たような素材に、ネイル用の透明トップコートとか、プラモデル用のトップコートとかありますよね。
【チューブを密着 for シャフト】
よく、屋外の電源ケーブルコンセント接合部に保護として巻くタイプのビニールありますよね。
その要領です。
シャフトにに印刷した紙、若しくは透明フィルム等を巻きつけ、熱収縮チューブに入れて加熱(ドライヤーでよい)すると、ぴったり密着してきれいに見えるかも!
一回りして変な凹凸が出来ない=境目がわからないのがすばらしい!
しかし、チューブ自体の厚さが気になる・・・。
テフロン製のものは、溶剤にも溶けない程丈夫だとか。
耐久性、見た目という面では非常に優れていると思います。
【素材に直接印刷してしまうタイプ for フライト&シャフト】
専用のプリンターを買ってしまえと、そういう案。
これはフライトにもシャフトにも応用できるし、、、、って、でも専用プリンタだと、本体はもちろん、専用インクの入手が難しいですよね。
下記のようなものがあるみたいですが・・・。
うーん。
非常に魅力的です。
物凄く欲しいです。
しかし、しかし!
いかんせん高価なのです。
メーカーもこのあたりは試行錯誤のようでして、生き残りメーカーをどのように選択するかが肝になります。
しかし、やはり高価なので、商売につなげる、ということを考えない限り、費用対効果といいますか、原価回収も難しいかなと。
以下、例、
マウスやケータイに写真印刷できるプリンター
3D Imagebox
曲面に印刷できるボックス型の昇華型プリンター。マウス、携帯電話、PDA、携帯ゲーム機、卓上電話機などにデジタル化した画像を印刷できる。日本でも、携帯電話に手作業でペイントするサ−ビスに人気があるが、3Dイメージボックスでは写真もそのまま使え、幅広いデザインが可能という。
プリントできる素材は、プラスチックに限らず、セラミックス、ガラス、木材などで、引っ掻きや水への耐性も備えているという。操作は、一般的なスキャナーで読みとった画像やデザイン用の素材を、用意されたテンプレートに合わせて入力し、数分でプリントが仕上がるという。価格は7795ドル。サービス業や企業向けに売り込む。
7795ドルって、高い、高すぎるよだめだよそんなの。
まるで既製品のようだ!ってう物凄くクオリティの高いものは作れそうですけどね。
それこそ業者じゃないんだし。
他には下記のようなものがありました。
ネイル(爪)プリンターとしてだそうです。
Qingdao Unique Products Develop Co.,Ltd
Imaginail Nail Fashion Printer
こちらが元祖?
Mobile phone covers, faceplates and mice from Comeleon Technology
一番連絡が取れそうで、現実的なのが、下記の「マスターマインド」という製品でした。
マスターマインド社(長野)のインクジェット・ダイレクトプリンタ「OZCREATOR(オズ・クリエイター)」シリーズ。
丸紅マシナリー株式会社−OZ CREATOR MMP100 (Boo!)
丸紅マシナリー株式会社−OZ CREATOR MMP13000
丸紅マシナリー株式会社−OZ CREATOR MMP100 (Boo!)の方は思ったよりお手軽です。
問合せをし、資料を請求したところ、30万円強でした。
リースもしているそうです。
今度の9日、10日で東京で展示店をやるそうで、担当の方から直接お電話までいただいちゃいました。
商売をする気はないので、購入する気はないのですが、サンプルを見た限りは非常に魅力的です。
うーん、うーん、本気で欲しくなってきた。
【高度な転写 for フライト&シャフト】
「コピレタ」という商品です。
要は転写なのですが、非常に完成度の高い転写ができるということです。
しかし、器材はやはり30万円程で、しかも別途カラープリンターが必要。そして、転写用のフィルムも結構高額です。
職人にでもなる気がないと、出来ませんよね。
商売するにしたって、コストがかかりすぎます。
【高い器材を買うほかの方法 for フライト&シャフト】
シルクスクリーン印刷って方法もあります。
うん、これは何かというと、最近は素材が違って単にスクリーン印刷ってよぶこともありますが、
要するにTシャツとかを作るときの要領。友禅染みたいに、デザインを版画やガリ版のように上からずりっと塗りこんでやるタイプ。
染め抜いたような感じ。シアン・マゼンダ・イエローを重ね塗りしてやればフルカラーにも対応できる。
立体物にもいける。お皿やマグカップにもできたり。
なるほどぉ・・・。
でも、やっぱり器材がちょっと高め。
あ、そうだ、プリントゴッコも一種のスクリーン印刷。
でもあれははがき以外にもフレキシブルに対応できるタイプなのだろうか?
調べたらPCいらず、が売りなので、PCとつなげてデータを転送ということはほとんど出来なく、原稿を読み込ませるタイプだとか。
インクとかメッシュ素材も結構なお値段・・・・。
【デカール for フライト&シャフト】
そうか!
なんで気が付かなかったんだ!
という手段。
いまのとこ、私の出した答えはこれで決定です。
これはすごいと思いますよ!
それは
デカール
そうだそうだ、これでやれば、
・耐久性
・耐水性
・デザインの自由度
・厚み
全てにおいて最高のオリジナルバージョンが作れるぞ!
デカールって、プラモデルとか、バイク、車の塗装関係に詳しい方ならすぐに分かると思いますが、いわゆる転写系シールの一種です。
台紙にくっついている(多くは透明の)フィルムをそのまま水につけて、するっとフィルムを滑らすように取って、対象物に貼り付ける。
ただ、貼り付けただけではこするとはがれてしまいますが、上から「ウレタンクリアー」を吹きかける方式が一般的です。
硬化させれば、衝撃にも強い塗膜が出来上がります。
アムロマークとか、ゼータプラスの肩に貼り付けたものですよ!
多分、個人で作れる範囲では一番よい選択肢なのではなかと。
デカール用のプリンターは特殊なプリンターで、一般の電気店では売っていませんが、私、もってます。
貼り付ける面積がそんなに大きくないからシワのばしにコンプレッサなんか使わなくても、ドライヤーでよさそうだし。
滑らすようにつけるから一発勝負じゃないし。
ということで、今度模型屋さんに行って材料を集めて早速作ってみようと思います。
そしたらインプレしますねー。
【番外 その1】
グラスファンタジー:手軽にガラスエッチングが行える新しいガラス工芸/使用方法
・グラスエッジングの技術と上のサイトで紹介してるグラスファンタジーの技術を使う
この方法ではカラーはありませんが、仕上がりは綺麗になるでしょうね。
でも、そのためのマスキングシートがを作るのが大変そう。
いろいろなデザインを小ロットずつ作成、という用途には向きそうもありません。
方向性としては新機軸っぽくてよさそうですけれど。難ありです。
【番外 その2】
やり様によっては複数のカラーを使うことも可能。
ただこれは、版下というか原版を作るのには業者さんにお願いする必要があります。
なので、やはり、決まったデザインを決めうちで発注する必要があり、小ロット作成というわけには行かないようです。
しかし、興味あります。
ってことで、いろんな方法があるものです。
多分、商売を考えれば高い器材を一気に買って、少しずつ減価償却していって、原価分儲かったら純利益が出てくると思うんですね。
だけど、あくまで個人で、何かあったときに内輪で配る程度だったらそんなに凝った作業をしたくないし、リスクをしょいたくないじゃないですか。
とりあえずデカール方式は誰もやっていないみたいなので、チャレンジしてみようと思います。
お久しぶりです。
デカールに反応しました。
最近はインクジェット用もあるみたいです。
クリアーを少し厚めに付ける必要はあるみたいですが。
インプレ期待してます。
stand1さん、お久しぶりです!
デカール、材料は全てそろったので、ぼちぼちはじめようと思います。
あ、やべ、シャフトとフライトも買わなきゃ^^:
一番大事なの忘れてた・・・。