下垂体腫瘍闘病生活記7【脳神経外科入院1 11月13日】
ちょっとバタバタしていて、更新が滞ってしまいました。今日からまたちょこちょこ更新します。
最近(2007年3月現在)よく外来でフォロー診断&検査のために東京女子医大に行くのですが、待ち時間がやたら長く、午前から夕方まで時間がかかり、一日仕事になるため、昼食は近くの定食屋さんでとることが多いです。鰻屋さんが2回。とんかつやさんが1回。で、喫茶店とか。全部兄のおごりですが・・・。
いやぁ、外食の昼食というのはボリューム満点ですねぇ。
さてさて、時間は遡って入院記になります。
内分泌内科の検査入院(入院2/2回目)のお話が終わって、手術のための本入院を待つばかりとなりました。
しかし、待っても待っても連絡がこず・・・
もんもんとしておりましたが、このころにはもうすっかり会社に行かない生活に慣れてしまって、毎日が日曜日&さぼりが許される主夫家業状態のうれしさ(?)もしょんぼりしぼみぎみになってきました。
長く感じた1日も大分短く感じるようになってしまっていたのでした。
結局、待ちに待って11月13日が入院日と決定!
なんか連絡を電話を受けた時は、大学の合格通知を受けるような、そんなうれしさでしたよ。
ということで、やっと脳神経外科に入院。今回は入院初日のお話です。
下垂体腫瘍闘病生活記 もくじ
下垂体腫瘍闘病生活記 カテゴリ全部
●下垂体腫瘍闘病生活記1【プロローグ】
●下垂体腫瘍闘病生活記2【8月23日 精密検査(前編)】
●下垂体腫瘍闘病生活記3【8月29・30日精密検査(後編)】
●下垂体腫瘍闘病生活記4【新しい病院へ】
●下垂体腫瘍闘病生活記5【内分泌内科入院1】
●下垂体腫瘍闘病生活記6【内分泌内科入院2】
●下垂体腫瘍闘病生活記7【脳神経外科入院1 11月13日】(このエントリ)
【11月13日(月)(入院初日)】
9時半ごろ病院に着く。
実は脳神経外科の病棟のベッドにまだ空きがないため、内分泌科に。
どうやら、「脳外に空きが出そうだ」という予想で、早めに呼んでくれたらしい。
前回の検査入院と同じく、中央病棟へ。
個室なので今回は予納金が必要。20万円也。
正直つらい・・・けど、やっぱり個室のプライベート空間は必要と割り切る。
部屋は10Fの8号室。
思ったより広い。
冷蔵庫、テレビ(視聴が無料)、トイレ、洗面付。
来客用の応接セット。
ベッドが木目調で少し高級かと思いきや、マットは同じようだった。
今日は主治医から今後のスケジュールを聞くとのことだったが、救急のオペが入ったらしく、終わり次第説明がある、とのことで待ち状態。
着替えたり、荷物の整理を行う。
とはいっても、手術前には脳神経外科の病棟に移るので、あまり物を分散させないようにしておいた。
個室だったら洗面にアメニティくらいほしかったなぁ・・・というのはやっぱり贅沢かな。
と思っていろいろ見回したら、トイレットペーパーが三角に折ってあった。うーん、ささやかなサービス。ちょっとうれしいかも。
共同のお風呂は男女関係なく予約すれば毎日入れるとのことであった。
程なくして検診。検温36.4℃、血圧120-68。
今度の看護師さん(内分泌内科)は慣れた手つきで、てきぱきしていた。
多少テンパっていた方が愛嬌があっていいかもwというのは冗談。
頭痛の痛み止めとしてロキソニンを一どきに2錠飲んでいると伝えたところ、胃が荒れているのでは?と心配してくれ、あとでムコスタという腸整剤をくれた。ロキソニンを飲むときは同時に飲んでほしいとのこと。
しっかりしていて安心できる。
そうこうしていると、主治医の代理の方が来て簡単な説明を行う。
とはいってもほとんど説明がないも同然であった。
「手術します。以上。」
ってな感じ。あとは必要書類にサインがほしいという事務的な話だった。
ルーチンワーク化された文言を早口で再生しているようで、ぜんぜん目の前の患者の思いを汲み取るような方ではなかった。
主治医に期待しよう。
だが、振り返って考えてみると、この時点では代理の方があれこれ説明できるような状況ではなかったと思う。私もいろいろと神経質になっていて、普段は憤慨しないようなところに目くじら立ててしまったのだろう。
この方はこの方の仕事をしっかりこなしていると思う。
なにより、ただ待たせるだけではなくて、この方も忙しいだろうに、こういったサインや熟読が必要なものを事前に持ってきてくれているのだ。
感謝しなくては。
ピリピリはやめ!笑顔でいこう!
いただいた、いくつかの誓約書にサインを書く。
●MR検査チェックリストおよび造影検査同意書(説明書)×2通
→前回のMRI検査が8月30日で、2ヶ月以上間隔があるため、腫瘍の大きさの確認のためと、手術後の確認のために再度MRI検査を行う。
●ヨード造影剤使用検査チェックリスト及び同意書(説明書)
→レントゲン用とのこと。手術前・手術中に、穴を開ける角度などを決めるときに使うらしい。
●HIV抗体検査に関する同意書
→主に院内感染防止のため、とのこと。
●入院診療計画書
→病状、治療計画、検査予定(内容)、手術予定(内容)を文書にして書いてあり、説明を受けたことを照明する証明書。内分泌内科に入院した時もこれを確認した。
しかし、詳細欄には
下垂体腫瘍
上に於いて精査・手術予定です
としか書いていない。
そんなに細かく書けるようなスペースもない。
これは後に行われる説明を聞いて、納得したらサインしてね、ということだろうと解釈した。
だからとりあえずサインはしたが、まだ主治医の説明を受けていないので渡すのは留保にしておいた。
よく見ると、予測入院期間がさりげなく3週間と書いてある。
えっと・・・・最初の説明では2週間、早くて10日だったと思うんだけど・・・
お金、大丈夫かなぁ?と心配になる。
まあ、休職中は収入がないわけで(全部終わってから私傷病手当金というのが保険組合から支給されるし、高額医療費負担制度から、実際の医療費も上限金額以上は帰ってくるのだが、個室代金などは帰ってこないのだ)そういう心配ばかりしてしまう。
11時から蓄尿開始。翌日11時までの24時間。
私の場合、尿意を覚えてからすぐに出すときっかり200ml出るらしい。普段量らないからおもしろい。
また、レントゲン(頭部正面・頭部側面・胸部)と心電図をとる。
前回とったデータは残っていないのだろうか?
直近のデータが一番信用できるのは分かるけれど・・。
おもしろかったのは、心電図をとったとき。
吸盤をいくつか胸の中央から左脇の方にかけてつけていくのだが、この吸盤が冷っこい。
でも、担当医さんは黙々とつけていく。
そして、最後の一個ということろで
「(吸盤が)ちょっとつめたいですよ」
と言われた。
タイミング明らかにちがうよー、と思って思わず吹いてしまった。

そんなこんなでお昼もしっかりといただく。
妻は、主治医の説明があるまで残っているつもりであったが、主治医が担当している手術が終わるのが夜になる予定でまだ時間の見通しがつかない、とのことであったため、断念して帰ってもらった。
帰りは一人で横浜まで2時間。正直帰したくなかったが。
今回も病室が暑い。部屋が西向きなので、西日が当たって暑いとのこと。エアコンをいれてもなぜか清涼感がない・・・・。
窓を開けてみようとがんばったが、どうやらロックがかかっているらしい。
まいった。
でも、やっぱり個室はいい。誰にも気兼ねなくいろんなことができるし。
たとえば、歯磨きなどちょっとした動作は、大部屋だと物音に気をつけたり結構神経を使うが、個室であればほぼ普段どおりの行動がとれる。おならをしたら自分が犯人だとバレバレだけど。
景色もいい。さすが都会の10F。
都会の夕景なんて早々見れるもんじゃないので、西日でもまあ、いいとしよう。
しかし、前回も感じたことだが、入院中ってなぜか行動意欲が減退する。
とりあえず、早くスケジュールが知りたい。というかゆっくりと腰を落ち着かせたい。
夕方になって夜勤担当の看護師さんが来る。
頭痛の状態はどうか?など、しっかり申し送りができているような対応であった。安心。
「やっぱり窓って開かないんですよねぇ?」と聞いてみたら、あっけなく開けてくれた。
これ以上引っ張ったら窓が壊れる、と怖くて途中であきらめていたのだが、単純にマッスルで開くらしい。
看護師さん(女性)はそれほど力んだ動作はしなかったので、そのギャップに驚いた。
夕飯前に担当の医師がやってきて、挨拶の後、説明。
主治医は主に2人がメインで、3人目は他の病院の方がサブとして。そして執刀医の教授先生がいるとのこと。
おそらく、執刀で大事な部分は教授で、その前までの穴を開けたり、その後の穴を閉じたり、は主治医の先生チームが担当するのだと思う。
後になって分かることだが、執刀と外来が教授の先生で、後のフォロー全てがこのやってきた主治医の2人の方であった。
手術日は一週間後の11月20日(月)に決定だそうだ。
今後の予定は、
14日(火):肺機能検査、採血
15日(水):CT
MRIはキャンセル待ちで、もし手術日までにキャンセルが出なければ、外部の施設に委託するとのこと。
20日(月):手術
手術のあと、ICUに一晩。
その後、安静期間が約1週間と鼻腔のケア、MRI確認など。
そして脳神経外科から内分泌内科に転科して再度負荷試験(4日ほど)。
最低でも2週間、大体3週間はかかるとのこと。
入院前の外来の問診の段階では、2週間、もしくは10日くらいと言われていたのに対してかなり長めの期間だが、普通はそのくらいかかるらしい(というか教授先生の見積りはいつも短いらしい)。
ますます財源事情が危うくなってきた^^;
MRIがキャンセル待ちだとしても、ずっと前から決まっていたことなんだし、もう少しタイトにスケジュールを組んでくれても・・・と思ったが、まあ、他の患者さんのことも考えなければ、とあきらめた。
質問があったらいつでも言って欲しい、ということで解散。
夕飯。
夕飯にはなぜか箸がついていた。持参のはずなのに。
ささいなことだけれども、自分で用意しなくていいのがうれしかった。
ご飯には、妻が昼にくれた、のり卵のふりかけをかけたのが、妻がわざと袋をニギニギしていたせいで、卵が粉砕されて粉状だった。
こんないたずらがうれしいのがおかしかった。
やっぱり1人での食事はけっこうさみしいらしい。
19時から風呂に入ったのだが、前回は同じ病棟で11F、お風呂の持ち時間が1時間だったのに、今回の10Fは30分だった。
余裕こいて開始時間を遅らせていたのであせった。結局シャンプーができなかった。
夜、やることがないのでノートPCにCreativeSuite2をインストールする作業に移る。病院でなにやってんだか。今回はタブレットも持ってきているのだ!暇な時にぐりぐり絵を描くのだ!と意気込んだものの・・・PCのRAMとHDDが足りずにインストールできず。うおーい。これから3週間何をやれと???
初日からちょっと凹み気味。
(つづく)
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