下垂体腫瘍闘病生活記15【入院手術後1 11月21日】
相変わらず、苦しそうな文面です・・・^^;;
この日のメインはやっぱり尿管、だろうか?
下垂体腫瘍闘病生活記 もくじ
下垂体腫瘍闘病生活記 カテゴリ全部
01.プロローグ 【発覚から地元病院簡易検査まで】
02.精密検査(前編) 【下垂体腫瘍概要・脳神経外科問診・内科・眼科・必要メモ】
03.精密検査(後編) 【MRI検査・血液検査結果・手術の説明・セカンドオピニオン】
04.新しい病院へ 【本命病院での脳神経外科・内分泌内科の問診】
05.内分泌内科入院1 【入院前日から初日まで】
06.内分泌内科入院2 【入院2日目負荷試験から退院まで】
07.脳神経外科入院1 【初日】
08.脳神経外科入院2 【2日目 採血と肺機能検査】
09.脳神経外科入院3 【3日目 CT撮影】
10.脳神経外科入院4 【4日目 MRIと引越しと手術前説明会】
11.脳神経外科入院5 【5日目 手術当日の流れと麻酔の説明】
12.脳神経外科入院6 【6日目 土曜日の病院生活】
13.脳神経外科入院7 【7日目 手術前日】
14.脳神経外科入院8 【8日目 手術当日・ICU】
15.脳神経外科入院9 【9日目 ICUから一般病棟へ】(このエントリ)
【11月21日(火)(入院9日目)手術後1日目】
昨日から続きの深夜。
前日からの容態は相変わらず。
浅い眠りと眠れない苦しさを繰り返す。
今が何時なのかもわからない。ICUは電気を切らないようだった。
夜中に2度ほど、乾いた口の中を看護師さんが気持ちよくしてくれた。
チュッパチャプスのように棒のついた丸くて青い固めのスポンジ水を含ませて、口の中を丹念に掃除&水分補給してくれたのだ。これが非常に気持ちよかった。
舌の上、歯茎、口の裏・・・・これほどまでに気持ちいいのか。というくらいで、これによって意識が少し回復したといっても過言ではなかった。
また、ネブライザーの管を看護師さんが機転を利かせて、酸素マスクに固定してくれた。
酸素マスクに十字に切れ目をいれて、そこに突っ込んでくれたのだ。
モクモクが調子のよいとき、非常に気持ちがよかった。
尿管がどうしても痛いのでちょっと体勢を変えたかった。
看護師さんに聞いてみたところ、うつぶせ以外だったらある程度自由な体勢をとってもいいとのことだった。
頭痛がひどいし、尿管の管がどのように出ているのかが想像つかなかったので、大きく体勢を変えることはできなかったのだが、少しは身体を動かすことができるくらい余裕は出てきた。
つまり、自分である程度はもぞもぞ動くことができるようになっていた。
(といっても寝返りには程遠いほどの動きだが)
約半日たってやっとこの程度の進展。
自分は痛みや苦しみに対してこんなにも辛抱ができない根性なしなのか?
とちょっと自己嫌悪に陥ってしまった。
しかしまずは気を強く持って回復に向かうべきだと思った。
朝が来た様なが気がした。周りがちょっと忙しなく動いているような気がする。
ICUでもご飯を自力で食べられる人がいるようだ。「頑張って食べましょう!」なんていうやり取りがカーテンの向こうで聞こえる。
私は点滴。食欲ってなんだっけ?というくらい何もほしくなかった。
尿管がどうしても痛い。
そのことを看護師さん伝えると、
「うーん、痛いはずはないと思うのですが・・・膀胱炎とかじゃないですよねぇ」
といいながら刺さっているところを確認しつつ、消毒などをしてくれた。
尿管を刺していると、自分の意識とは別に、尿意もまったくなく尿がでて、下の袋にためられていくようだ。
膀胱に尿がいったらストレートに外に出るという仕組みだ。
「あまりにも痛かったら、抜きますか?」と聞かれる。
今後尿量を正確に測るということを条件に、主治医の許可も出ているようだ。
本当に痛いし、刺さっていることで行動に制限ができてしまうので、一念発起して抜いてもらうことにした。
尿意があれば尿瓶ですればいいので呼んでほしいとのことだった。
(まだ状態を起こすことができないし、点滴で腕が下に行かないので、やってもらうしかない)
しかし、抜くのは激痛だった。
尿管は、意識のあるときに出し入れするもんじゃない。別名ホーリーとも呼ばれているくらいだそうだ。
抜く瞬間、おしっこを出すように踏ん張らないといけないらしい。「はい、出してください」みたいな事を言われた。最後、管の先が丸いような感覚があった。これが異様に大きく感じた。
いや、本当に痛かった。
ものすごく痛かったが、自由になったという喜びがあった。
すぐにそれまでなかった尿意が湧き出たのが面白かった。
が、あまり切羽詰った尿意ではかなったのでほうっておいた。
これが後になって更なる地獄を見る羽目になるとは、ぜんぜん思わなかった・・・・
何時だかわからないが、午前中にCTを撮りにいった。
そのまま、ICUではなく、病室へ帰る。
ICU用のベッドから、病室のベッドへ移動完了。
このときも自力ではなく、寝ている状態で移行作業をしてもらった。
容態がすこーしだけ楽になって、「ああ、帰ってきた」と実感できた。
病室に妻と家族が来ていた。
まだ午前中のようだ。
しばらくして看護師さんが何人かやってきて、私の身体を綺麗にしてくれた。
私はベッドに仰向けになったままだが、うまいことからだの下に防水シートを敷いて、温かいお湯で身体を洗ってくれた。まあ要するに全裸にされているわけだが、そんなことは気にすることないくらい、気持ちよかった。思いやりのある声をかけてくれながら、やさしく洗ってくれる。
思わず、「気持ちいいですぅ」とか声が出てしまう。
こちらでも、頻繁に血圧などの検査を行い、その度に「喉や鼻の奥、水が流れているような感覚ないですか?」ち聞かれる。
頭痛はひどいし、まだまだ上体を動かすことはできないが、手術直後に比べればかなり回復してきた。
上体は自分で動かしてはいけない。
この後、20度ほどベッドのリクライニングを傾ける。
次の日は30度、しばらくして45度、次の日に60度、90度にしてやっとという工程を経ていくらしい。
頭の高さを急激に上げると、やはり圧力の関係で患部や創部に負担になるとのこと。
腹筋を使って状態を起こすのはもってのほか、とのことであった。
午後になって食事が運ばれてきたが、お粥をほんの4・5粒口に運んでダウン。
妻が買ってきてくれたウイダーインゼリーが冷たくておいしい。これは重宝する。
飲み物はストロー付きのペットボトルで少しずつ飲める。口が渇いているので気持ちい。
喉がからからなので一生懸命飲む。
程なくして尿意を覚える。
尿瓶を運んできてもらい、しようとする。
小学生の時に、首を捻挫し、そのときに尿瓶を使ったことがあるので、気持ち的には何の抵抗もなかった。
しかし、出そうにも出ない。
どんなにがんばってもでない。
家族に病室から出てもらってもでない。
もうすこし、のところまで行くのにぜんぜんでない。
なぜ?
そのときは、ま、もっと尿意が強くなってからでもいいか、と気楽に構えていたのだが・・・
すぐに我慢できないくらいの尿意に襲われる。
しかし尿瓶に放尿できず。なぜ?
おしっこの仕方をまるで忘れてしまったかのように出ない。羞恥心とかそういうのは全然別のようにでない。
看護師さんがお腹を押して張り具合を見る。
「うわー、ぱんぱん」
私も押されるともらしそうになるがでない。変わりに痛い。
やっぱりたまりにたまっているらしい。
ここで、家族から、「また尿管いれるか?」との冗談がでる。
冗談ではない!そんなもの金輪際入れるか!ということでがんばったものの、ぜんぜんでない。
じゃあ、あと30分まって出せなかったら、尿管じゃないにしても先生に相談しようか、という話にまとまったのもつかの間、ものすごく膀胱が痛くなってきた。
すっごく苦しい。
そして、ICUの発作の時のように末端からしびれてきた。
身体が限界を察したようだ。
息も苦しくなってきた。
やばい。
おしっこが出せないだけで何でこんなに苦しまなければいけないのか?
ナースコールで先生を呼んでもらう。
現状を速やかに把握し、尿管の再挿入を決定。
しかし、尿管の挿入というのは医療行為のようで、看護師さん単独ではできないそうだ・・・。
主治医チームの先生をつれてくるとのことで、その間3分から5分ほど、ほんとに苦しくてふーふー言っていた。
やっと先生が登場。
チラッと管が見える。ふとーーーーーい!あれ入れんの?!うそー!!!
無表情で私のをつかんで挿入開始。
ベッドの両脇の柵と妻の手を握り締めて、叫んだ。無我夢中だった。
妻は私の激痛による叫びを初めて聞いたそうだ。
多分、私も痛みで初めて叫んだ。
でも、刺したあと、すぐに尿が管を伝って出て行ったのだろう、パンパンに張っていたお腹は断然楽になった。
尿管はその役割を完全に遂行しているのである。
出た尿はそのままベッド脇の袋に貯蔵される。ある程度たまったら看護師さんが別の容器に入れて持っていく。今回の尿管は、違和感すらなく、足や下半身を動かさなければまったく痛みはなかった。サイズが違うのか、挿入がうまかったのか。
はあ・・・尿管、刺したらまた抜かなきゃいけないんでしょうに・・・・。
尿をだせないという苦しみからは解放されたものの、管がまた増えて、そして抜くときの恐怖ものこっているこの状態。ちょっと悲しい。
尿量が多いらしい(自分では見れないので)。
尿崩症の症状があるようだ。(尿崩症についてはまた後日解説)
鼻から薬(デスモプレシン(DDAVP))を投与。
詰め物をしていない方の左鼻の中を径10mm以上の綿棒でぬぐう(掃除をする)。
その後、やわらかいストローの先に薬を含ませたものを挿入し、反対方向を口に含んで自力でふーと吹く。
管を抜いて、薬を入れた部分を鼻の上から圧迫して浸透させる。粘膜から吸収させるわけだ。
この後、尿量がある程度出過ぎたらそのたびに薬を投与し、経過を見ることになる。
(つづく)
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い・・・痛そう。
想像しただけでも”うっ”っとなてしまいますね。
おつかれさまです。
ほんとうに痛そうだ・・・。
トイレ行くのが何故か怖くなりました。
痛々しいの一言 私場合なら何を言われるやら
痛い続き次回も拝読
●たかさん
うう、できるだけ明るい内容で書きたかったんですが・・・
今の健康の幸せが本当にうれしいです。
●大阪LAPAZのスタッフさん
痛い内容で、「もう読みたくない」って思われるのがちょっと怖かったり。
苦しい入院生活はもう少しだけ続きます。はい。
Smilelessさんのブログは痛そうな内容、でもどこかほんわかするので読みつづけますよ!
↑、句読点が変だ。最初はミスタイプするし・・・。
ごめんなさい!
疲れ気味かな・・・こういうの軽く凹むんですよね。
●たかさん
ほんわか痛い・・・^^;;;
なるほどー。
ちょっとすくわれました。