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下垂体腫瘍闘病生活記17【入院手術後3 11月23日】

2007 年 4 月 23 日 コメントをどうぞ コメント
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最近、入院の時によく飲んでいた銘柄の飲料を飲むと、入院時のつらいことを思い出してしまって困ったなぁ現象に悩まされています。
とくに、午後の紅茶、ポカリスエット、JAVATEA、ミネラルウーロン茶は味とともに強烈にその思い出が思い出されます ;(

下垂体腫瘍闘病生活記 もくじ
 
下垂体腫瘍闘病生活記 カテゴリ全部
01.プロローグ 【発覚から地元病院簡易検査まで】
02.精密検査(前編) 【下垂体腫瘍概要・脳神経外科問診・内科・眼科・必要メモ】
03.精密検査(後編) 【MRI検査・血液検査結果・手術の説明・セカンドオピニオン】
04.新しい病院へ 【本命病院での脳神経外科・内分泌内科の問診】
05.内分泌内科入院1 【入院前日から初日まで】
06.内分泌内科入院2 【入院2日目負荷試験から退院まで】
07.脳神経外科入院1 【初日】
08.脳神経外科入院2 【2日目 採血と肺機能検査】
09.脳神経外科入院3 【3日目 CT撮影】
10.脳神経外科入院4 【4日目 MRIと引越しと手術前説明会】
11.脳神経外科入院5 【5日目 手術当日の流れと麻酔の説明】
12.脳神経外科入院6 【6日目 土曜日の病院生活】
13.脳神経外科入院7 【7日目 手術前日】
14.脳神経外科入院8 【8日目 手術当日・ICU】
15.脳神経外科入院9 【9日目 ICUから一般病棟へ】
16.脳神経外科入院10 【10日目 手術後2日目】
17.脳神経外科入院11 【11日目 車椅子で移動】(このエントリ)

【11月23日(木)(入院11日目)手術後3日目】

何度か取り替えていた鼻のガーゼが取れた。
もうしなくていいようである。
また、午前中に右鼻の詰め物を取った。

主治医の先生がいらして無言で取ろうとしたので
「ちょっとまって!気持ちの整理をさせて!」
といいつつ、こぶしを握り締めて準備をした。
ネットで事前に読んだ感想では、かさぶたがバリバリはがれるような激痛とあったからだ。

詰め物は中が空洞になっていて、ちくわのような形態をしている。径は15mmくらい。
先生がピンセットでつまんで引っこ抜く。
ずるっと簡単にひっぱって取れた。
何かがひっかる様な抵抗も、痛みも全然なかった。
鼻水がびろーんと伸びたが、それは私がふき取った。
入っていた詰め物は、長さが10cm程度だった。すごく汚かった。

思ったよりぜんぜんあっけなかったので拍子抜け。
やたらと、スースーする。
嗅覚があるかないかはちょっと分からない。
なにもしていない左でにおいを感じることができるからだ。
ただ、鏡で見ると、左に比べて右の鼻の方が大きい。1.5倍くらいはある。
これは時間の経過ともに元に戻るらしい。

元気はつらつな看護師さんがやってきてl
「じゃあ、がんばって車椅子に乗ってみましょう」
とのこと。トレーニング開始だ。

ふらふらしながらおっかなびっくり立ってみた。
動きはものすごくスローである。
3日横になっていただけだが、かなり足腰が弱っている。
加えて、立ったことで血流の移動があり、頭痛がひどいことになった。脈打つようにして痛くなり、しばらく何もできなかった。さらに動きがスローにならざるを得ない。
また、首が弱っているのかうまく座らない。
術後は頭の圧が上がらないように、最低1ヶ月は下を向いてはいけないとのことであったし、尿管と点滴の管がじゃまして、立つのも座るのも慣れずに難しかった。

何しろ首が据わらないので、
「コルセットみないな、首に巻くのがるといいかもですね」
といってみたが、
この日の看護師さんはちょっときびしいというか、あまりこっちのペースにあわせてくれなくて、
「えー?そんなのいらないよー」
と軽く流されてしまった。いや、こっちも本気ではなかったんだけどなー。
もしかしたら私のスローな動きにやきもきしていたのかもしれない・・・
うーん、自分の根性の低さ加減にちょっと落ち込む。

車椅子に移動して、そのまま過ごしてみる。
2時間ほどしてベッドに自力で戻ってみる。
でも、管が邪魔なだけで、思ったより足腰はしっかり働いてくれた。
あとは、頭の位置が上下することで突発的に発生する重度の頭痛が今後よくなればよいと思う。

昼過ぎにやっとお通じの知らせがきた。
この日まで、尿管のおかげで尿は勝手に出て行ってくれたが、大はでてなかったのだ。
お腹がぐるぐる鳴っている。
看護師さんに伝えたところ、じゃあ、車椅子で行きましょう!とのことで、車椅子にのって車椅子専用のトイレまで移動する。
ただ、この車椅子があまりよくできていなくて、点滴の支え棒が差し込めない状態であったのでそのまま看護師さんが手でもっていた。が、いざトイレでしようにも、ずっと隣で持ってもらうわけにもいかず、急遽スタンドを持ってきてもらうことになった。
その間私は便器にすわり、点滴の袋は車椅子に乗せていたので、その高低差によって面白いほど血が逆流してした。

お通じはゆるゆるだった。下を向けないのでウォシュレットのスイッチ操作や、T字帯の巻きなおしとかが思ったより手間取った。
T字帯のどの隙間から尿管をどこから出していいやら分からず、閉口した。
(尿管からつながっている蓄尿用のパックは、車椅子の側面、または背面にぶら下げる形になる、しかし、尿が丸見えというのはどうしてもちょっとした恥ずかしさがある)

梅干おかゆだんだん食欲も出てきた。
夕飯では、
おかゆ・梅干・白菜・ピーマンの肉詰め、妻の作ったケーキ
をそれぞれ少しずつ食べることができた。

梅干とあるが、特に塩気のあるものがほしかったのではない。
尿の内容を調べた看護師さんに、尿の比重が軽い(Naが少ない)のでなるべく食塩を取るように、と言われたからだ。飲み物もなるべくお茶類でなはく、ポカリスエットなどおイオン系がよいとのことだった。点滴では身体に入らないでそのまま出てしまうようだ。血液からではなく、胃から吸収させたいらしい。
濃い目の味付けは好みではないのだが、頑張って食べた。
ポカリはちょっと飽きてきた・・・。

ネブライザー(加湿器)の調子がおかしく、モクモクがでない。
元気できびしい看護師さんが試行錯誤しているが、なかなか直らない。
電気屋を呼んでくれたが、
「私、電気系統は分かるんですが、この仕組みはちょっと、メーカーさんを呼ばないと・・・」
といわれてしまう。
まだまだ口でしか息ができないので、加湿器は必須アイテムだ。
こまったなーと思っていたが、厳しい看護師さんはそんなのお構いないようだ。
なおらないと踏んだのか、
「これぇ、いるぅ?」
とか聞いてくる。
「もちろんいりますよ!」
まあなんとも乗りの軽い看護師さんだった。でも、こういう方も必要だと思う。
車椅子移動ができるように、尻をたたいてくれたのだから。

その後兄がなんとか調整してモクモクが出るようにしてくれた。

(つづく)

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