黒塗りバレルの量産

一部では『卍解Ver』と呼ばれる、Tripleightのブラックバージョン。「黒バレル」。
過去記事:Tripleight BLACK シリーズで卍解!?
通常は素材そのものの銀色ですが、黒く加工されています。
激しく使っていると、はげてきてしまうそうですね。
まあ、金のメッキのものとかも、使っているうちに禿げて来てしまいますし、
ダーツでバリバリ使う、という目的だったら硬度というか耐久性はあまり期待しないほうがいいのかも知れません。
だからってお飾りして使わない、というわけにはいかないんですけどね。
さてこの「黒バレル」、ちょっとお値段が高めです。
通常の7,800円と比べると、15,000円は高すぎるかなぁ?と。
磨耗率が格段に低い、というのであれば納得できる価格設定ではありますが、
使用されている方のお話では、あまり変らないそうです。
機能は変らずに色だけでこの倍の価格は高いと、そう感じるのは普通でしょうね。
どういう風に染色しているのかは分かりませんが、おそらく、めっきだと思います。
じゃあ、自分でやればいいじゃない。
ということで、過去に書いためっきについての記事を読みなおしてみました。
過去記事:ダーツバレルをメッキしてみる?
参考リンク:必殺めっき職人/必殺めっき職人/事例集『趣味・ホビー』
金めっき、銅めっき共に、B-in処理という耐久性を高める皮膜をつくる処理を追加したとして、
1セットあたり、10,800円、セット数を増やすと安くなって、
例えば10セットまとめて注文すると1セットあたり5,040円くらいだそうです。
(あくまで私が取った見積りなので、ケースバイケースです)
プロが仕上げるだけあって、物凄く綺麗です。
でもやっぱり、小ロットの注文だと高くつきすぎるんですね。
で、こういうのもあるようです。
「ブラックステンコート」
【特徴】
皮膜が均一な黒色皮膜です。
他の黒色皮膜と比較して耐磨耗性に優れています。
皮膜は熱安定性にすぐれ、200oc:24時間でも変色しません。
他の黒色皮膜と比較して耐磨耗性に優れています。
硬度が高いです。
【表面】
艶消しから漆黒調の黒色まで表面色を変化させることが可能です。
うーん、かなり魅力的。こちらの見積りはとっていませんが、おそらく同じくらいの金額になるのでしょうね。
やってみたい、けどなぁ。。。
と悩んでいるところへ、
イ〜ジェイさんのBlog、
トータル・エレクトリック・キター?
に有力情報が!
こちらでは、モデルガンなどを塗装する際の特殊な塗料を紹介されています。
その名も『黒鉄』。
金属への直接塗装が可能。
との売り文句。
なるほどー。
と早速販売元のG.Smith.Sさんでチェックです!
・耐久性はナゾ
→モデルガン用とあればある程度は摩擦に強いのではないか?
(もしかしたら観賞用にしかならないのかもしれない)
・手触り
→やっぱり変るはず。あまり溝に頼ったグリップだとお勧めできなさそう。
という問題点はあるにせよ、
「そこにできる可能性があるなら試してみたい」
という気持ちの方が勝ってしまいしまして、買ってしまいました^^
説明を読むと、結構その他にもいろいろ準備すべきものがあるようです。
脱脂剤とか、プライヤーとか、ポリッシュ仕上げ様のとか。
でも、基本に忠実に塗装すれば何とか形になるはず!
注文してからすぐに届きました!
以下、添付の説明文の抜粋です。
黒鉄(くろてつ)は金属染色をワンタッチスプレー式で、簡単に着色できます。
従来品のややグレーが買った色調よりも黒味が強くなり、一段と金属黒染色に近づきました。
もちろん硬化皮膜は固く、シャイにーポリッシュ(別売)等でポリッシュすることでより金属感が得られます。
又、塗料の密着が悪い各金属面も、特にプラ今ーなどを下塗りせずに、高い密着を得られます。
他、各耐久性にも大変優れていますので、あらゆる部品を手軽に黒染め処理ができます。
硬化皮膜は高く、耐久性に優れている。
とありますが、それはあくまでモデルガンに使用した場合、じゃないかなー、どれくらいなのかは不明です。
鑑賞目的や、たまに使ったりする程度の使用目的と、
ダーツに様にしょっちゅうグルーピングで金属自体が凹むような衝撃を加えるような使用目的とでは、
求められる耐久性は変ってきます。
金属用とはいえ所詮吹き付けですので耐久性を過度に期待しちゃだめでしょう。
素人塗装だし。
(もちろん、本来の使用目的:モデルガン用としてはバッチリなんでしょうね!)
ここは特に期待せず、あくまで
「そのうち禿げるだろうけど、黒がほしい!綺麗な仕上がりを得たい」
「そのうち禿げるならメッキ加工より安くすませたい」
「自分で作るっていうHobby感覚を楽しみたい」
というスタンスで取り組みました。
説明には下記のようにありました。
1.塗装する面をペーパー等で荒らす。
2.脱脂剤などでゴミ、油分を完全に除去。
3.塗装する面から20cm-40cmの間隔をとって、2-4回塗り重ねる。
4.48時間以上硬化させる。
5.ポリッシュまたはヘアーライン仕上げをする場合は完全硬化後に施工
(ダーツバレルは別にやらなくてよいので無視)
失敗もあると思うので、現在使っていないばれると、メインのバレルと、
あわせて3セット、計9本を順繰りに塗装していきました。
私が行った手順は以下のとおりです。
※以下の作業は私が勝手に考えてやった方法ですので、もっと上手い方法があると思います。
ですので参考までに。
0.ティップとシャフトを装着する
→バレル部分を直接持ちたくはないのと、ねじ切りこみ部分は塗装したくないという理由から。
洗浄時に水分を含ませたくない、という理由もあります。本格的にシャットアウトするなら、Oリングを装着して
きつめに閉めておくことをお勧めします。
1.バレルを良く洗う
→食器用洗剤とぬるま湯でよく洗ったあと、超音波洗浄機(40℃のお湯と食器用洗剤)で2回洗いました。
2.脱脂する
→油分を落とします。プロ用の脱脂剤とかありますが、薬局で購入したアルコールにどぶ漬けしたあと、
アルコールを脱脂綿に含ませて念入りに拭きました。
※本当はこの手順の前に、目の細かい耐水ペーパー等で塗装面を荒らしたり、プライヤーを用いて
塗料の食いつきを良くするとか、そういう作業が必要だとは思うのですが、あくまで「手触り」だとか
「刻みの感触」だとかはそのままにしておきたかったのであえて割愛しました。
※ただ、『超密着』というプライマーは施工しておいて損はないと思います。
3.乾燥後にスプレー(吹き付け塗装)する
→プラスチックの挿すだけのケースに3本をさして、満遍なく吹き付ける。
絶対に厚塗りをしてはいけません。水分が多いので朝露みたいになってしまいます。
充分距離を離して、「シュ、シュ」と小刻みに。
吹き付けて塗る、と言うよりも、気持ち的には、物凄くきめの細かい、
水も通さないような網でパウダーシュガーをケーキに降る要領です。
どうしても焦ってしまってバレルの近くで吹いてしいがちですが、根気よく、「色を置いていく」方法が吉です。
湿気が生じやすいです。常に塗装面が乾いている状態で薄く塗るのがベストです。
また、地面に置いて吹き付けると、塗装粒子が吹き返して、塗装面がざらつきます。必ず手でもって地面から離れた状態を保つようにします。
重ね塗りの間隔が5分ほど、とのことだったので、待ち時間が少なくて済むのが楽です。
4.硬化するまで48時間まつ
→トップの写真は、一通り塗装し終えて、乾燥しているところです。
直にバレルが何かに触れないように、ティップを何かに挿しておき、ある程度水分が飛んだと思ったら
軽く上からハンカチなどをかぶせて埃がつかないようにした方がいいです。
さて、全くの素人が塗装してみましたが、特に溝への目詰まりなどなく、お手軽に、それなりに綺麗に仕上げることができました。
48時間まって触ってみたところ、見事に硬化していました。
手触りはやっぱりちょっと変っているものの(ひんやり感が薄らいだ)、刻みなどはしっかりと生きています。
吹き付けた分、ビミョーに径が変っているはずですが、そのあたりは特に気になりませんでした。
ちょっと見た目、マット(つや消し)です。(トップの写真)
真っ黒ではありますが、黒光り、というわけではありません。
通常ならここからポリッシュ仕上げをして輝きを研ぎだすのでしょうが、そこまでは面倒。
というかポリッシュ剤の購入はしていない。
でも、何もしないのはもったいない。(このままでも渋いですけど)
ということで仕上げにブリスエックス(ガラス繊維コーティング剤)を散布してみました。
参考過去記事:バレルの輝きとグリップ力を持続
と、ガラス繊維が上手いことコーティングして、黒もしっかり映えるようになりました。
下の写真の様にヌラッとした黒に変身しました!
表面の保護と輝きの持続ということでよい働きをしてくれています。
また、手触りも(他のバレルは全部ブリス施工をしてあるので)戻ったような感がします。
ナイスブリス!
ブリスも48時間で定着するそうなのでまたも放置。
さて、今度しっかり使ってみたいと思います。(はげちゃうんだろうけど。)

※この記事は
イ〜ジェイさん:バレルを塗装してみようかな
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写真の下2本のティップは、海外ダーツ用品ショッピングサイトで見つけたコンバージョンポイント(ソフト用バレルをハードで使えるようにネジがついているスティールティップ)です。
錆びてる・・・。うおーい。
実はこれメインなんですが。
というのは、このアップの写真の様にですね、単にジョイント部分とティップ部分がスライドするようになっているだけなんですよ。
この数、写真の「自宅でジンギスカン」のことです。
今週の土曜日は友人を呼んで、炭火で行う予定です。
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